幅広い企業のシステムに利用されているPythonでプログラムが書けるエンジニアは、フリーランスとして独立する際も何かと有利です。
独立時にIT系の資格を所有していれば、さらに自分の能力をアピールできるでしょう。
Pythonが使えるエンジニアが持っていると就職に役立つのが、ITパスポート試験です。
ITパスポート試験は、経済産業省が実施している情報処理技術者試験です。
ITパスポート試験では、情報処理技術に関する基本的な知識が求められます。
情報処理技術試験の中では一番難易度がやさしい試験なので、これから本格的に情報処理技術者の資格を取得したいと考えている人にも向いています。
試験の問題は全部で100問あり、4つの選択肢の中から正しいものを選んで解答していくスタイルです。
2時間の制限時間内に解答する必要があります。
また、情報セキュリティマネジメント試験も、独立を考えているPythonエンジニアが持っていると役立つ資格です。
情報セキュリティマネジメント試験も、経済産業省が実施している情報処理技術者試験です。
ITパスポート試験と同様試験の内容が比較的やさしいのが特徴で、セキュリティマネジメントをこれから本格的に学習したい人にも最適です。
この試験が始まったのは2016年の春からですが、初回に受験した人のうち88パーセントが試験に合格しています。
試験では、セキュリティマネジメントに関する基本的な知識が幅広く問われます。
午前と午後の2つの試験があり、どちらも制限時間は90分です。
午前の試験はマークシート方式の4択試験で、午後の試験では3つの問題が出題されます。